今回はTAB譜の読み方についてです。TAB譜の読み方を覚えれば、楽譜が苦手な方もスムーズに何を弾けばいいかが分かるようになる、初心者にとってはヒーローのような存在になります!

こちらは五線譜で表した”ドレミファソラシド”です。これはまだ順番通りに並んでいるので読みやすいかもしれませんが、このオタマジャクシが散らばった譜面になると初心者の方や譜面が苦手な方とっては悪夢でしかありません。

そこでヒーローの登場です。

こちらがTAB譜です。かなり見やすくなりましたよね!

それでは読み方をご説明します。

①TABの線は6つあり、それぞれ、ギターの6弦、5弦、4弦、3弦、2弦、1弦を表しています。

②数字はフレット数を示します。(フレットは指板に打ち込んでいる鉄の棒の事です。)

③「0」と書いてあるのは開放弦の意味。(何も押さえない)

④リズムは上の音符の形を見て判断します。

こちらは実際のギターの指板でフレットの数字を表しました。

上から順に、2弦の1フレット、4弦の2フレット、5弦の3フレット という並びになっています。

3フレットの場合、3つ目のフレットの左側を押さえましょう。

ギターの指板にある目印

先ほどの画像にもあったように、指板には目印があります。黒い丸のやつですね。

黒丸は3フレット、5フレット、7フレット、9フレット、12フレット、15フレット、17フレット、19フレット といった感じについています。

12フレットの所は親切にも黒丸2つで印されています。そしてなんとネックの上側にも黒い点が小さく印されているのが分かるかと思います。

これらの印によって、ギタリストは指板をまじまじと見なくてもフレット数が分かるということです。

殆どのギターにはこの印が付いています。(付いていないギターのほうが珍しい…)

ギターを数年弾いているとだんだん指が指板の場所を覚えてくるので、こういった印を見なくても弾けるようになってきます。

最初は印に頼りっきりでOK!だんだん印を見ずに弾くということもやっていきましょう。

今回の動画で使用した譜面です↓

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